ハーレーはかなり大型のバイクで、大きな音を響かせながら、広大な大地を優雅に走るイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。しかし排気量が大きく、排ガス規制の厳しい欧州などでは、どちらかというと敬遠されるバイクでもあるのです。
そんなハーレーですが、時代の流れもあり、2019年には北米と欧州で電動バイクの販売を始めると発表しています。
電動バイクというと、小型の街乗りタイプというイメージが強いのですが、ハーレーが発表している電動バイクはサイズが大きめで、1回の充電で200km以上走行が可能と言われていて、十分なツーリングを楽しむことができる仕様となっています。
エンジン音やマフラーから出る排気音は、電動化されたことにより鳴りを潜めることとなりました。
ハーレーらしさの象徴でもある重低音と引き換えに手に入れたのは、圧倒的な加速です。従来のモデルは、燃費などを気にせずにゆったりとした旅を楽しむのが魅力と言われていましたが、電動バイクの登場で、より遠くまでツーリングを楽しむファン層が増えるのではないかと予想されています。
まだ電動バイクは種類が数多くありません。
バイク自体の構造が大きく今までとは異なっているので、まだ自由にカスタムを楽しむことは難しいとされていますが、今後電動バイクが普及することによって、さまざまなパーツが販売されていくと言われています。
どちらかというとスポーツ系のバイクデザインとなっているため、今後はサーキット仕様のカスタマイズができるかどうかにも、ハーレーファンの期待が高まっています。